王の居殿・王太子夫妻の居室コース~閣議の間
- 2017/05/16 16:06
- 宮殿
毎週日曜と水曜、ときに月曜日に閣議が、毎週火曜と土曜に財務会議がこの部屋で行われました。
その他臨時の閣議もこちらで行われました。
「文句があるならベルサイユにいらっしゃい!」略してもんべる。ベルサイユのばらとフランス革命にちなんだ旅行案内がメインです。
毎週日曜と水曜、ときに月曜日に閣議が、毎週火曜と土曜に財務会議がこの部屋で行われました。
その他臨時の閣議もこちらで行われました。
「ものすごい臨終の苦しみは終わった・・・黒々とふくれあがりくさりはてて顔も見分けがつかぬほどになったフランス国王フランス国王ルイ15世の逝去であった」―コミックス二巻
「200年続いたブルボン王朝の最後の王妃マリー・アントワネットがついに民衆に深々と頭をたれたのである 人々は沈黙した― 革命の勝利の確信とは別に 頭をたれてさえ女王たらんとするアントワネットの威厳に人々はうたれたのである」―アニメ「ベルばら」ナレーションより
部屋の名は、牛の眼のような窓枠がついてることにちなんでいます。 といってもあんまり牛の眼って知らないんですが。
この部屋はとなりにある「王の寝室」に通じており、廷臣たちが起床の儀・就寝の偽など、数々の儀式に備えて待機していました。
また、この部屋にはルイ14世一家が神話の人物になぞらえられて描かれた、大きな「コスプレ肖像画」がどーんと飾られています。 ホントにルイ14世ってコスプレ好きだ・・・
ルイ16世の胸像の後ろに映っているのが上記のコスプレルイ14世です。
<10月事件>が起こった1789年10月5日、パリから押し寄せてきた暴徒がベルサイユ宮殿に侵入。この階段を通り、王妃の寝室めがけてなだれ込みました。
宮殿の一階左部分の数部屋を総称して「王太子夫妻の居殿」と呼んでいます。ルイ16世の父であるルイ・フェルディナン王太子とその妻マリー・ジョゼフ・ド・サックスが使用した頃の調度が再現されています。