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一般見学コース~王室礼拝堂

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史実でいうと、ここでルイ16世(当時は王太子)とマリー・アントワネットの結婚式が行われています。
オタク的見地(爆)からすると、アニメ版「ベルばら」で、アントワネットがここでルイ・ジョゼフの回復を祈願しておりました。効き目はなかったけど・・・
ちなみにアントワネットは、本当に愛情深い母親だったようです。
このシーンでは、痛々しいくらいその気持ちが伝わってくるいいシーンだと思いまする。

一般見学コースで、一番最初に見られる箇所。何にも無い、がらんどうのような部屋のトビラを開けると礼拝堂の2階部分(ちょうどバルコニーのようになっている)に出るようになってます。ですので私はずっと見逃していました(恥)。ガイドさんの案内が無いとねぇ・・・。

 

一般見学コース~メルクリウスの間

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写真ブレブレですみませんw

現在置かれている寝台は19世紀にルイ・フィリップ王が設置させたもので、18世紀を偲ばせるのは、部屋の隅に置かれた大きなからくり振り子時計のみです。ルイ15世と妃マリー・レクザンスカの大きな肖像画が印象的です。

【人物メモ】マリー・レクザンスカ(1703-1768)

マリーは王位を追われた元ポーランド王スタニスラスを父に持ち、フランスのアルザス地方でわずかな年金を元に亡命生活を送っていた。
彼女にルイ15世妃の座が転がり込んできたのは、数々の政治劇、宮廷の勢力争いの結果であった。

ある日マリーが母と刺繍をしていると、スタニスラスが部屋に飛び込んできた。「さあ、神に感謝しよう!」
妻と娘は驚き、「お父様、いよいよポーランド王に復位なさるのですね?」
「いいや、神はもっと素晴らしい恩恵を与え給うたのだ。おまえがフランス王妃になるのだよ」

マリーはルイ15世より7歳も年上なものの、二人の仲は当初非常に睦まじかった。が、10年間に10人の出産を繰り返し、「いつも寝て、妊娠して、産んでばかり」と嘆いたといわれている。そして彼女はなにかと口実を設けて王との同衾を避けるようになった。この頃から一段と王の漁色は進み、愛妾が宮廷の主役となり、王妃の存在は影が薄いものになっていった。

 

一般見学コース~アポロンの間

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玉座が置かれていた部屋です。

ということは、「ベルばら」での「アントワネット落馬事件」の際、オスカルが命をかけてアンドレの助命嘆願をした場所かもしれませんね!?

一般見学コース~ヘラクレスの間

映画「Lady Oscar」では舞踏会で使用されていました。オスカルとフェルゼンが踊っていましたね。

一般見学コース~鏡の回廊

「オスカル 今夜はまたどういう風のふきまわしでしょう ダンスなどしたことのないあなたが礼装で・・・」―マリー・アントワネット アニメ版より

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一般見学コース~王妃の寝室

「出産は古くからの規則にしたがって 約50人ほどの宮廷貴族たちの見物する中でおこなわれた むんむんする人いきれの中での まる7時間もの言語に絶する苦しみであった」―コミックス3巻

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一般見学コース~控えの間(大会食の間)

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部屋の名前は、ここで王と王妃が会食(Grand Couvert)を公開していたことに因んでいます。 また、音楽会等にも使用されており、1764年にはルイ15世夫妻の前でモーツァルトが演奏をしました。

は!つーことは「ベルばら」原作でオスカルがド・ゲメネ公爵に決闘を申し込まれたのもここかしら??オタクな妄想が広がります。(その場に居合わせたオスカルの父上、ジャルジェ将軍は止めるどころか自信満々だった・・・血の気の多い親子やね)

右から2番目の絵はマリー・アントワネットの肖像画で、ちょうどこの写真を見ている手前側には、3人の子供に囲まれたアントワネットの肖像画があります。 この隣にある「王妃の衛兵の間」は、1789年10月6日にパリから来た暴徒が乱入した祭、王妃の衛兵と衝突した場所でもあります。 ベルばらでは、「王后を助けまいらせよ!」と言いながら衛兵がぶっ倒れていましたね。あのシーンはこの部屋です。

一般見学コース~貴族の間

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王妃の謁見用に使われた部屋。 なので当然マリー・アントワネットも使ったハズである。「ベルばら」作中、オスカルやフェルゼンとも幾度か謁見をしているので、きっとその時にはココを使ったことだろう。ふふふ。

そういえば私は昔、ここでかた膝ついて謁見のポーズ(と勝手に命名)を取り、写真を撮ったアホ1号である・・・(10代の頃の話なので許してやって下さい・・・ダメ?^_^;)

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天井はルイ14世妃マリー・テレーズの時代のものだが、壁を始めとした装飾はアントワネットの時代のもの。この図ではわかりにくいのだが、左端にあるトルコブルーの大理石の暖炉に併せた内装が美しい部屋。

一般見学コース~疑惑の階段(勝手に命名)

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・・・もちろん正式にはこんな名称では、ありません。私が勝手に命名しただけです。スミマセン。

この階段は、「一般見学コース」を終えて表に戻るときの階段ですので、一度行かれた方であれば必ず通っています。 はじめてこの階段を下りたとき、もうわたしの頭の中には「あのシーン」しか浮かびませんでした。 そう、ベルばらのアニメバージョンで、階段を下りているオスカルの頭上めがけてシャンデリアが落ちてくるシーンです。(原作は、コマをよーく見たら普通の部屋みたいでした。これじゃ余計に当てるのは大変だらふ・・・)

証拠こそありませんが、オスカルはポリニャック夫人の仕業だと思っているようです。多分そうでしょう。 でもこれって、上手く命中すればいいですが、謀殺にはかなり効率の悪い手段ですよね・・・。 (それを知ってか知らずか、後にポリニャック夫人はちゃんと?刺客を使ってオスカルを襲撃させています)

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オスカルめがけて一直線・・・とはいきませんでした。

王の居殿・王太子夫妻の居室コース~王太子妃の寝室

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ルイ16世の母マリー・ジョゼフ・ド・サックスが使用していた寝室。 ルイ16世をはじめ、ルイ18世(プロヴァンス伯)、シャルル10世(アルトア伯)がここで生まれました。 残念ながら部屋の装飾やポーランド風のベッドは当時のものではありません。

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