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カフェ・プロコップで極小オフ会

7月20日(土) はれ ■ カフェ・プロコップで極小オフ会■

去年と同じく、まずはコンコルド広場からスタートです(別に意味はないです)
いまは車がびゅんびゅん走っていますが、ここれ昔国王夫妻や多くの人が死んでいったのを考えると、さすがに神妙になります。とりあえず心の中で少しだけお祈りしてみました。

コンコルド広場から、サントノレ (Saint-Honore)通りをひたすら歩いてサン・ロック教会へ。
ココは「エロイカ」第一巻で、暴動を鎮圧するためにナポレオンが大砲をぶっ放したところです。いまも壁にその跡が残るそうですが、去年に引き続き今年も発見できず・・・

更にひたすら歩いてパレ・ロワイヤルに。その庭園の中央よりには、太陽光のしかけでちいさな大砲を発射する仕掛けがあります。そこで一休み~


ついで川を渡ってロダン美術館へ。
・・・実は目当てはロダンではありません。スミマセン・・・
ココは別名ビロン館といって、マリー・アントワネットの寵臣だったビロン将軍の家だったのです。
後年は国の所有になりましたが、彫刻家のロダンがこの館を大変気に入ってアトリエにしました。
そのかわりにロダンはその作品を国に寄贈する形をとり、現在に至っています。
実はここまでの道のりで、すでに半ぐったり。
時差ぼけと予想外の暑さがツラくて。(天候に恵まれていると言えばそうなんだけど^^;)

ビロン館もジャルジェ家ちっく

そのあとはアンヴァリッドと軍事博物館へ。アンヴァリッドはともかく軍事博物館はいつも空いています。
広すぎるから合わないだけなのかもしれません。(わたしも全部は見たことないです)
またまたフランス革命コーナーに行ってオタクな話で連れとマシンガントークを繰り広げました。
さらにそのあとレジオン・ドヌール博物館(国民栄誉賞?のようなものだけど確か外国人ももらえます。ナポレオンが創設)に行こうと思ったら、修復中!
とりあえずこれで夕方近くなってしまったので、ホテルにいったん戻って休憩することにしました。

夜は、カフェ・プロコップ(カフェと言ってもお食事もできるのよん)で、たまごさまとプチプチオフ会。待ち合わせ場所は、カフェ・ダントン(オデオン駅前のダントン像に因んでいるのかな)でした。
お互いに初対面でしたので、日本人は少ないとは思いましたが目印を持参しました。
・・・ベルばらのコミックス(恥)。
しかも文庫版の4巻を持っていて、たまごさま大受けでしたー。理由は各々で考えてくらはい。
いや、だって5巻はオスカル死んじゃうし(言い訳)。

「カフェ・ダントン」で無事に合流後、プロコップの裏を軽く探索してお店に。
ろくすっぽフランス語のメニューも読めないわたしと相方は、ここぞとばかりたまご様にメニューの中身を聞きまくり(汗)。
おいしい食事を食べながら、オタクトークで盛り上がらせていただきましたわん。周りの人々が日本語がわからないのが幸いというか・・・

席は、初めての2階だったのでちょっと、いえ、かなりワクワクでした。
2階の壁は、よく見ると革命家の残した名言が刻まれていたりして、もう興奮しっぱなしです。ミラボーとかモリエールとか。ロベピーことロベスピエールの胸像なんてのもありました。
すっかり観光客モードになって、暗いお店の中で一生懸命デジカメ撮影しました。フラッシュはさすがに店内では焚けなかったの、後で見てみたらまっくら(号泣)。
レストランの中をうろうろするわけにもいかなかった(でも結構うろうろした)ので、プロコップの全貌が明らかになるのはまだ先かもしれません。
あー、開店前にでもゆっくりじっくり内部を心ゆくまで見てみたいです。

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