マリー・アントワネットの居室コース
- 2017/05/15 20:38
- ベルサイユ宮殿と街
名前の通り、マリー・アントワネットの使った部屋を見学するガイド付きコースです。ここはフランス語または英語のガイド付。参加するには予約が必要。
私はフランス語よりはマシだろう、と思い英語ツアーに参加しました。説明に出てくる人物や出来事は、「ベルばら」を読んでいればまず知っていることばかり。英語でもさほど問題はない。愛があれば(笑)
「マリー・アントワネットの居室」は一階と二階に分かれており、城の内側のいくつもの小部屋から成っています。1階にある最初の約3部屋は、アントワネットの子ども達を始め、母のマリア・テレジア、兄であるオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ、オルレアン公、アルトワ伯等々家族の肖像画がずらり。
ヴィジェ=ルブランが描いた濃いブルーのドレスを着たアントワネットの肖像画はここにあった。(薔薇を持っているやつじゃありません)そして順路を進むと、がらんとした部屋が一つ。なんでも、王妃の浴室があったそうですが、浴槽が置いてあった跡のみしか残っていませんでした。次の部屋は、風呂上がりの休憩室。
午睡の間
8角形のこの部屋は、コースのメインともなる有名な部屋です。
昼間のひととき、王妃がここで休憩をとったことに由来しています。
だだっ広い部屋ではなく、あのわさわさしたドレスを考えれば、4人居ると狭く感じるくらい。
内装は1781年にこの年生まれた王太子の誕生を暗示しているそうだが、よくわからなかった(T_T)まさかイルカ(フランス語で王太子を指すことば「ドーファン」は「イルカ」と同義語)の絵が描いてあるとかな??
黄金の間
アントワネットが、中のよい友人を集めていた、いわば小サロン。ガイドブック等には「サークルを開いていた」と書いてある。サークル・・・私にはおたっきーなサークルしか思い浮かばないー。
図書室
一応蔵書には王妃の印が入っていたりしますが、ホントに読んでたかどうか不明。本棚方の隠し扉から別室に移動できます。