国立工芸博物館 Musée Art et Metier
- 2017/05/04 17:24
- 18世紀に浸れる場所
国立工芸学院に隣接した博物館です。まるで学校の資料館を見ているような雰囲気です。
科学や技術、工芸に関するものを幅広く展示しています。科学・化学や物理好きな方にはお馴染みの名前もちらほら出てきます。
パスカルの計算機、ラヴォアジエの実験道具、メートル原器、マリー・アントワネットの自動人形などが展示されています。
ラヴォアジエはフランス革命期に処刑され、メートル法はフランス革命期に制定されるなど、フランス革命と科学って意外と関係が深いようです。
マリー・アントワネットの自動人形は、オルゴールに合わせて人形が鍵盤を叩く構造になっているようです。音が聞けず残念!いったいどんな音色なんでしょうね?
おまけコラム:ラヴォアジエとフランス革命
ラヴォアジエは、化学記号の考案、酸素の発見(燃焼の理論)などの功績から理科の教科書などでは「近代化学の父」という呼ばれ方をしています。 しかし、彼は「徴税請負人」だった経歴が元で処刑されてしまいます。 ちなみに革命期には彼のほかにもカルノー、ラグランジュなどの学者が、その知識や技術を買われて活躍しました。 |
住所■60, rue Reaumur 75003
最寄駅■Arts et Metiers
HP■http://www.arts-et-metiers.net/
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