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錠前博物館 Musée de la Serrure

鍵および錠前を展示した博物館です。ルイ16世ファンならきっと見たいにちがいない!?
wikipediaによると、2003年以来閉館しているとのこと。最新情報をおもちのかた、ご一報ください!
というわけで、過去に私が訪れた際の記事です。閉鎖されてしまうにはもったいない展示でしたのでご紹介します。



serrure.jpg

 
こんなご大層なお屋敷(リベラル・ブリュアン館といって、、もとは17世紀有名な建築家の館だったそうです)な割には、展示室は地下にあります。地上階は何に使っているのだろう・・・。

展示室はこじんまりとしており、合計4部屋くらいで、主に古代から19世紀頃までの鍵と錠前が展示されています。
18世紀ものだと、現在は焼失してしまったチュイルリー宮殿の鍵(フェルゼンが合鍵持ってた錠だったらいいのに~)や、プチ・トリアノンの錠前などがありました。
パンフレットもないようで、展示品の横に短い説明(もちろんフランス語)が書いてあるのみでした。特に係員も展示室に詰めていないので、聞くこともできず・・・って、フランス語わかんないからいいんだけど・・・。

とりあえず、ただの鍵といっても、装飾が見事だったり、仕掛けが精巧であったり、その時代ごとの技術の粋を集めていると思いました。
ルイ16世の趣味のひとつであった錠前つくりですが、ただの鍛冶屋仕事、というだけでもないようです。

serrure_tenji.jpg

展示室。地下だけど小奇麗なつくりです。

serrure-kaji.jpg

年代は不詳ですが、錠前を作る作業場の様子が再現されていました。
ところで、ベルサイユのルイの鍛冶場ってどこにあったんだろう?


住所■1, rue de la perle 75003
最寄駅■Saint-Paul

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