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カルナヴァレ博物館 Musée Carnavalet

フランス革命関連の史料は質量ともに随一と言えます。
見所の多い博物館で非常にオススメしたいところですが、日時によって展示のある部屋をクローズしてしまうので要注意!どうしても見たいものがあるなら、諦めずに通ってしまいましょう!それくらいしても惜しくないほど展示が充実しています。

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ポイント1:フランス革命の資料室 本物の「バスティーユ牢獄」の石を使ったバスティーユ牢獄のミニチュア、歴史の教科書でおなじみの「人権宣言」の絵など、フランス革命関連の資料にかなりのスペースを割いています。

革命中、王一家が幽閉されたタンプル塔内の部屋の再現も必見。 また、オスカルのモデルになったとも言われる「ピエール・ユラン伍長」(「ベルばら」にも少し出てきますね)の肖像画もあるので、要チェックです。

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【人物メモ】ユラン(ピエール・オーギュスタン、1758~1819?)
スイスのジュネーヴに生まれ、1789年当時はフランス衛兵隊の伍長で、サン・ドニの洗濯場監督官であった。
彼はバスティーユ襲撃に参加して、城塞の跳ね橋の鎖を切断し、のち「バスティーユの勝利者」の一人に数えられた。その後革命戦争に従軍、昇進して将軍となる。
統領政府時代は、ヴァンセンヌ城に設置されていた軍事委員会の裁判長を務めた。
帝政下には勲一等帝国伯爵に叙され、パリ地区司令官となった。
1812年10月23日には、マレ将軍のクーデターを阻止した。彼はマレ将軍の発砲によって手傷を負ったが、忠実に職務を全うし、マレ将軍とその荷担者を逮捕した。 1814年3月、パリ攻防戦の指揮を執るが、義勇兵には不信感を抱いていた。
1819年、盲目のうちに没す。(41年死亡説もあり)

 

ポイント2:ルイ16世一家の遺品の数々 二階の一角には、アントワネットが実際に使用していたクツやら、小さな肖像画やらがガラスケースに収まっています。

 

この博物館、問題は日時によって展示のある部屋をクローズしてしまうこと。これは当日博物館に行かないと判らないので要注意。どうしても見たいものがあるなら、諦めずに通ってしまいましょう!それくらいしても惜しくは無いところだと私は思いますが・・・ちなみに私は、足掛け2日も通うハメになってしまったです。


住所■23, Rue de Sévigné 75004

最寄駅■Rambuteau

HP■http://carnavalet.paris.fr/fr/musee-carnavalet


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