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カルム修道院(監獄)跡 La prison des Carmes

「まだ国王のまわりに 忠誠を誓って残っていた最後の廷臣たちも 別々の牢獄にうつされることになり やがて彼らは 裁判もうけられず 民衆の手で虐殺されていったのである(九月虐殺・犠牲者約1200名)」―コミックス九巻

ラ・フォルス監獄、アベイ牢獄と同様、<九月虐殺>が起こった現場の跡です。


1792年<8月10日事件>翌日、リュクサンブール地区の革命委員会は、地区内に隠れ住む宣誓拒否神父たちを探し出し、カルム修道院に幽閉しました。彼らはここで約半月あまりの幽閉生活を過ごしますが、翌月9月2日に、血に飢えた虐殺者たちが突然神父達に襲い掛かりました。これが<九月虐殺>の始まりです。

当日、ここには約160人の聖職者が軟禁されていました。虐殺の中心人物であったマイヤールは、サン・ジェルマン・デ・プレ寺院(アベイ牢獄)での虐殺を終えたあと、ここに姿を現わしています。自らの信仰を曲げず修道院中庭で虐殺された約116人の聖職者たちの遺骨は、現在でも同修道院納骨堂に収められています(納骨堂は今もなお禁制)。


住所■70, Rue de Vaugirard 75006
最寄駅■Rennes

 


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