>フランス革命追体験ツアー> サン・ドニ教会 Basilique Saint-Denis

エントリー

サン・ドニ教会 Basilique Saint-Denis

前国王ルイ15世の棺は 深夜 サン・ドニ教会へ埋葬のため運ばれていく 棺を守るのは わずか40名の近衛兵と36名の小姓であった -コミックス二巻

フランス王家の人々が眠る場所。

stdenis.jpg
パリのモンマルトルの丘で斬首され、殉教した聖ドニ(サン・ドニ)が自分の首を抱えてこの地までたどり着いた(およそ10キロくらい)という起源を持つこの教会は、フランス歴代の王族の霊廟でもあります。
革命期には暴徒によって襲撃を受け、アンリ4世ら多くの王族の棺が暴かれてしまいました(ルイ14世の心臓などは、ドローリングの絵画の塗料に使用されたといいます)が、後に修復され、今に至っています。

 

stdenis2.jpg

中に入ると、教会特有の冷気に包まれます。それもそのはず、その辺に王族の棺がごろっと置いてあったりするから…
日本人というかわたしははこーいうのに不慣れだから、 ちょっと、いえ、かなり抵抗あります。

えらい、というかメジャーな王様になるとそれなりに棺も豪華になって、柵なんかがついたりします。
マリー・アントワネットとルイ16世の棺も地下室にありますが、遺体はあるのか無いのかはっきりしません。というのも、彼らは1793年に処刑された後、共同墓地(現在の贖罪礼拝堂)にごちゃ混ぜに埋葬された経緯があるからです。
棺といっても、おかあさんのマリア・テレジアのそれのように絢爛豪華ではなく、名前と生没年などが簡単に書いてあるだけの簡素なものです。
ところで昔、TVのスペシャル番組で某霊能者(?)が、アントワネットの棺にすがって泣いてましたが、なんだか限りなく怪しかったです(超偏見)。

stdenis3.jpg

アントワネットとルイ16世の像


住所■1 rue de la Legion d'Honneur Saint-Denis 93200
最寄駅■St-Denis Basilique。
ワールドカップの会場になったからすっかり有名になったと思う…


より大きな地図で ベルばらオタクのための旅行案内 を表示

ページ移動