マティニヨン通り（フェルゼン邸） Avenue Matignon
- 2017/05/01 17:19
- ベルばらオタクツアー
「ジェローデル大尉 マティニョン通りのフォン・フェルゼン伯の邸まで行ってかわりの馬車を出してくださるよう申し上げてくれ」―オスカル
フェルゼンは、1789年から＜ヴァレンヌ事件＞のあった1791年6月までここに住んでいました。
この建物は、アントワネットの忠臣のひとりで、革命中も亡命先の外国から王家を守ろうとしたブルトゥイユ男爵の館でした。彼はフェルゼンの活動を支援するために邸を提供したといわれています。
18世紀末、このあたりはまだパリ市外で、家もまばらだったそうです。
フェルゼンが国王一家を逃亡させようとしたとき、パリ市内の道で迷子になってしまった（実話）のはこのせいなでしょうか？
今世紀に入って、道路も拡張されてしまったため、番地は残っているものの昔の面影はまったく残っていません。現在は何かの店舗が入っているようです。
住所■19, avenue Matignon 75008
最寄駅■Flankrin.D.Roosevelt
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