サン・トノレ通りを通って、ルーブル方面へとてくてく歩くことにしました。この通りは、18世紀に既に存在していた道で、アンシャン・レジームからフランス革命期も、様々な場面で登場します。
まずはローズ・ベルタンの店があったあたり。(右写真)
パリでは、歴史的謂れのある建物にはプレートかタテ看板がくっついていますが、ここは建物も新しくなっていることもあって、当時の面影はありません。
サン・ロック教会
理代子先生の「エロイカ」の最初の方で、ナポレオンがパリ市内で大砲をぶっ放すシーンがありましたが、そのときの大砲の跡が残っているそうです。
わたしが行ったときは、外装の大部分が修復中で、大砲の痕跡を見つけることができませんでした。
(もっとも壁面がぼこぼこなので、どれがどれだかさっぱりわからないという説も^^;)
とにかく、こんな密集した通り、しかもパリの中心部で大砲を使用した、というのには驚かされます。
ベルナールいわく「彼はコルシカ人であってフランス人ではないから」とのことですが・・・日本人にはちょっとわかりにくい感覚ですね。
ロベスピエールの下宿先
これが判りにくいところにあるのですよ(^^;)。
番地のプレートの下には奥に通じる通路だけしかなく、かなり入ることが躊躇されます。
それにも負けずに奥に入ると、これまた狭い通路があって、その一番奥が彼の下宿先でした。
1階はレストランになっており、テナントが入っているため、2階にはおそらく入れません。
前にきっと期と、ずいぶん違う雰囲気になっていました。ロベスピエールが使ったという隠し階段に通じるドアというのも、余計判りにくくなったような気が。
そのあとは別行動で、わたしひとりでモードと織物・装飾芸術博物館へのリベンジを試みました。(以前に来たときは修復中でした)
この二つは隣接しているので料金は共通です。まずは装飾芸術博物館にトライ。
すると・・・中世とルネサンスの展示は行っていたものの、(わたし的には)メインの17世紀以降のフロアには「改装中」の文字が!
(たしかに2001年まで改装というのは知っていましたが・・・ううう・・・)
しかも開いているフロア自体もかなり狭い範囲でした。
ということはまだ、修復は続いているのですね(T_T)
気を取り直して、お隣のモードと織物博物館へ。
こちらもなんだか、ガイドブックに書いてあるのよりはこじんまりした雰囲気だなぁ。
と思ったら、こちらは「特別展のみ」展示する、とのこと。18世紀の服もちょこっとありましたが、大半は20世紀の服飾で、キレイではあったものの、ちょっと物足りなさを残しました。
コイン・メダル博物館
パレ・ロワイヤルを通って、北側に出てすぐのところに国立図書館があります。その中に入っており、入場は無料でした。
ここは、革命期に貴族から没収したコインやメダルを中心に展示しています。2フロアほどのこじんまりとした造りですが、じっくり見られるちょうどよい広さだと思います。
絵葉書などには、アントワネットのコインも見られたのですが、なぜか展示はされていませんでした(泣)。
メダルは、通貨というより何かの記念に作られたものという意味合いが強いと思います。下の写真は、ルイ16世の父(王太子)の記念メダルです。おそらく、亡くなった時に作られたものでしょう。
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