〜ゲーム「ヴェルサイユ」レポート〜

「ヴェルサイユ」とはプレイレポート関連ニュース関連リンク

「ヴェルサイユとは」
こんなゲームなのでござる。
1684年、ルイ14世治下のヴェルサイユに突如届いた、一通の脅迫状。
プレイヤーは下級の廷臣となり、王への謀反計画を暴いていく。
ストーリーは王の一日の儀式に沿うようになっており、「王の就寝の儀」までにすべての謎を解かないと、ヴェルサイユは炎に包まれる・・・。

第1章 国王の起床 | 第2章 起床の儀から閣議へ | 第3章 閣議からミサへ
第4章 正餐 | 第5章 国王の執務 | 第6章 庭園の散歩 | 第7章 夕食から就寝へ


・・・というような、歴史アドヴェンチャーゲームです。 公開されていない部屋、現存しない部屋を忠実に再現しており、会話ももちろんできるのとゆー、オタク心を刺激するげーむなのです。(日本語字幕で、フランス語が聞けるのもウレシイ)
プレイレポート
※97年10月に書いたわたしのプレイレポートです。ネタバレあり。 鏡の間

さて、10月9日に発売ということで、買いに行きましたよ〜。会社が終わったその足で、秋葉原へまっしぐら !発売当日 (だろう) なので、山積みくらいはしているだろうと思ったら・・・山積みどころか、一本しかなかった。売り切れて一本しかなかったのか、それとも一本しか入荷してないのか・・・くくっ。とりあえずこみあげる笑みをかろうじて押さえつつ、めでたく購入 ! したワタシでした。

ゲームは実に、スゴイものでした。 マウスでぐる〜と360度、天井も床ももちろん見えちゃう。これがバーチャル・リアリティなんだぁ、とマジで感動しました。部屋や階段など、「ここはどこかで見たことのあるような・・・」そう、ベルばらのアニメで出てきた場面がバッチリ!壁にかけられた絵ももちろん鑑賞できますし、人物と会話も出来るんです!相手の顔がリアルなので、ちょっと恐いけど。
(右図:鏡の間)

●詰まった!●

いままでもちょこちょこつまってましたが、今度こそヤバイ。何をしていいのかわからん。うおー、助けてくれー!!(・・・と、一時ゲーム中断)

さて、私は第5章で何をしたら言いかさっぱり分からなくなってしまい、途方に暮れてしまった。何かアイテムを見つけるか使うかでスジが進むとゆーことは明らかであったが、そのアイテムが見つからない。半泣きでくまなく宮殿内をさまよう私。私はすっかり嫌になって、ゲームからは足が遠のいてしまった。(といっても、1日くらい)

●これでいいのか●

そんな時、このゲームのアメリカの販売元のページを見つけた。「ヒ、ヒントくらい載ってないかしら・・・」とページを進めて行くと・・・そこには、第1章から最終章の最終ステージに至るまでの攻略法が!!>ヒントどころか、「ここでこれを使え」だの、「これが終わったらここへ行け」と書いてあるではありませんか。英語だが、ほとんど "Go to King's saloon" 程度なので、何とかなる。

しかし、販売元がこんな物を載せるなんて、日本じゃ考えられないよー。購買意欲を、削がれたりしないんだろうか。それとも、コレを見ないことにはクリアできないくらい難しいのか?

●このゲームの難しさとは?●

難しいという言葉・・・半分は、当たっていた。

このゲームは行ったり来たりがやたら多い。(アメリカのページでは、主人公が「デリバリー・ボーイ」と揶揄されていた。全くだ。)しかもアイテムは壁の色と同化していたりで、結構見つけにくい。事実、 私が詰まっていたところもフロアに落ちているものを拾うだけだった。・・くっ、くやしすぎる・・

謎解きの方は至って簡単。カンタンすぎるくらいなのだ。犯人は、自分でヒントをぼろぼろ落としていくんだもんな。

一番難しかったのがこのゲームのあらすじ!!!!
最後までクリアしても、犯人の動機は分からずじまいだった。爆弾を無事解体し、ハッピーエンドとなったのはいいが、犯人は捕まりもしなかったし、知ったところで全くどうしようもないのだ。犯人を推理するゲームでもないし、実際私はゲームオーバーになった画面に出てきた画像で、「あー、こいつだったんだなぁ」と判ったくらい。・・・わたしがアホなだけかも(汗)

単に、爆弾を解体できればいいのか???それって、解決になってないんじゃ・・

ついでに書かせてもらうと、複線が全く生きなかった点が釈然としない
水面下で対立するいくつもの陣営、これが絶対謎解きに絡んでくる!と確信し、メモを取りまくった私は、まったく無駄な努力をしてしまった。これをすっとばせば、もっと早く終わったぜぃ。

結構言いたいことを書いてしまいましたが、ヴェルサイユを3Dで体験できたのはオタク冥利に尽きました。ありがとう、といいたいです。

再現された「大使の階段」
再現された「大使の階段」

関連ニュース

■アメリカでの評価

偶然にも、アメリカのゲームのサイトを覗いていたところ、このゲームのことが書いてあったので読んでみました。
するとやはり、グラフィックとサウンドは高い評価を受けているようだが、ゲームとしての評価とはまた別のようだ。
たとえば、こんな評価がある。

「美しい事は美しいのだが、謎解き(パズル)は先週のパンよりかちんこちんで古臭い」
「使い走りのように宮殿内を歩かされる」

・・・所詮召し使いだから、しょうがないよねえ。確かに面倒くさかったけど。

このページ、笑えたのが「残酷なシーンは、1枚か2枚の宗教画くらいなので、親御さんの心配は無用です」と書いてあったこと。さすがアメリカ!


■「ニューズ・ウィーク」の記事(97/5/19)

ニューズウイークに載っていたのでご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、とりあえず載せてみました。簡単な内容は以下の通りです。
わたしはこの記事を読んでから、秋葉原の輸入ゲームソフト屋を延々と探し回ってしまいました・・・。見つからなかったので、輸入して日本語版を作っちゃおうかな、と本気で考えていました(身のほど知らず)
この記事が出た約半年後に、めでたく日本語版が出たのでよかったわー。

“ VERSAILLES 1685 ” by CURYO INTERACTIVE ($29・95)
プレイヤーは下級の廷臣となり、王への謀反計画を暴いていく。宮廷生活の複雑なルールをマスターすると宮廷の人々と接触でき、力を貸してもらえる。
ゲームの内容に加えてすばらしいのが、画面に再現されたベルサイユ宮殿。巨大な「大使の階段」や庭園の迷路など、早くに破壊された部分は版画や平面図から再現した。王家の美術品のコレクションも忠実に再現してあるので、それらがどのように飾られていたかを確認することも出来る。時間も空間も超えて、本物のベルサイユ宮殿を訪れた気分を味わえるゲーム・・・

らしいです。私もとりあえず秋葉原に探しに行きましたが、見当たりませんでした。取り寄せてもらえるのかどうか、交渉中です。続報は、入手次第お知らせしまーす。ただしこのソフトは全部英語だったりする。・・・・・・・・・・・まあ、画像が見られればいいかぁ。

関連リンク
Cryo Interactive Software
http://www.cryo-interactive.fr/V1.0/english/versailles/versail.htm
ゲームの製作会社の公式サイト。とりあえず英語版のご紹介です。

ビクター・インタラクティブ・ソフトウェア
日本での販売元の公式サイトです。
http://www.vis.co.jp/Software/title/vels/velstop.htm

こちらにはなんとヒント、というか攻略方法が載っています(^^;)謎解きを楽しみたい人は後で見ましょう。
http://www.vis.co.jp/Software/title/vels/velhint.htm