えりりんのベルばらおたく日記
「ベルサイユのばら2001 前夜祭」観劇記
3月16日(日) 晴
「早起きは三文の得」
この言葉が本当だと知りました。いや、三文どころではなかったです!
毎朝起き抜けにメールチェックをしている私の寝ぼけ眼に、「前夜祭のチケットが1枚余った」とゆー一文が飛び込んできたのでしゅ。
会社をなんとか定時で脱出し(これがかなり勇気がいる職場なのだわ)、タクシーをすっ飛ばして劇場へ!全く予期しない形で、新しくなった東京宝塚劇場に足を踏み入れることになりました。10年前のベルばら再演時、千秋楽にわたしは劇場前に雑魚寝までして立見席をゲットしたものです。でももうそんな面影は微塵もありません。ちょっとさびしいなあ。
チケットを握り締めて劇場内に入ると、どこかで見たような顔が、お客の出迎えをしていました。 そう、あの大大大巨匠(勿論これは嫌味です)の植田紳璽氏。
今回こそは、マトモな脚本を書いてくれたでしょうね?頼むぜぃ!と視線を送っておきました。 (ぶん殴るなら今か?と思ったとか思わなかったとか。)
では、前夜祭の内容を順を追って書いてみますです。
1.「黒ばら」
オスカル役の稔 幸さんが(たぶん)フランス語を歌いながら登場。
大階段を使った、男役さんが踊りまくるかっちょいいナンバーでした。
お芝居の後のショーになるのかな?
2.ゲストコーナー
池田理代子先生、植田紳璽、榛名由梨さん、汀夏子さん、一路真輝さんのトーク。
オスカル役を演じられた方々の裏話等を披露。
池田先生、あの脚本で満足してるんかいな?とわたしは聞きたい気持ちでしたが、植田氏とは「戦友」の間柄なんですって。ああ、もっと戦ってー!
トークの後、それぞれ歌を披露されました。
「愛の巡礼」歌:一路真輝さん
一路さん、髪型のせいか・・・エリザベート入ってました。 歌い方もどことなく。
歌の内容も、そういわれればエリザベートっぽいか!?(笑)
そういえば、宝塚劇場から目と鼻の先の帝劇で、ベルばらと同じ日に初日を迎えるですよねえ。
ライバルやんけ。。。同じ東宝だけどさ。
「ばらベルサイユ」歌:汀夏子さん
本当に気持ちよさそうに歌っておられました。
くるくる踊って男役ポーズ(手を顔のそばに持ってきて、流し目キラーン、とか)を決めること決めること。 場内からはちょっと笑い声が。。。(私の周りだけかしらん?)
このくらいベッタベタにやってくれると、かえってすがすがしささえ感じます。
「白ばらの人」歌:榛名由梨さん
高校の時の音楽の先生が超ファンで、新幹線のお見送りをしていたと言う話をいつも思い出します。 本当に初演のときは、オスカルに見えたんだそうだ・・・。ノーコメント。
それにしても、この御年で(失礼)この声の張りはすごいものがあります。
歌う人が歌うと、いい曲に聞こえるんですね、この歌。
「青きドナウの岸辺に」歌:池田理代子先生
わたし、じつは理代子先生の歌を聴いたの、初めてでした・・・。
エトワール(宝塚では、ソプラノのキレイな人がソロでちょいと歌ってフィナーレが始まるのですが、この大役をエトワールと呼んでます)が歌う曲を歌うとは、挑戦的だなぁ〜と感心したのですが(わたし何様?)、「この歌、歌詞が短いから選曲したんじゃない?」と言う指摘を聞いて、なるほど納得・・・。
素人目にも、相当緊張しているのが判りました。 なんだか外人が日本語の曲を歌ってるみたいでした。 一語ずつ歌っちゃうから歌詞がハッキリしないのだわ。。。
3.「心の人オスカル」 歌:香寿たつきさん&樹里咲穂さん
トリプルアンドレのはずなのですが、一人は公演中なので二人だけご出演。
ダブルアンドレでした。
樹里咲穂さん
ああ、なんだかか細いアンドレ・・・オスカルの方がガタイがいいんじゃないのかっ!?
少年アンドレだったらさぞかわいいだろうなぁ〜。
役代わりの一番最後、ということなので、まだ時間もなくはない!
彼女のアンドレが見られるかどうかはWOWOWの貸切公演の当落にかかっているのですが、見てみたいですね。 オスカルに食われるアンドレを・・・(おいおい)
香寿たつきさん
髪型が、原作後半のアンドレしてました(^^)でも整いすぎなので、もうちょっとぴょんぴょんハネさせて、片目を隠せば完璧です。
確か彼女、再演時のフェルゼン編の新人公演で、主役のフェルゼンをやっていたような気が。
当時から友人間で、「おやじジェンヌ」と呼ばれていましたのです。
おやーじジェンヌにかんぱーい、かんぱーい、おやーじージェンヌー♪ と麻路さきさんのマネで歌うのが流行っていました・・・。
ファンの人、怒るのはまだ早いッス。おやじジェンヌとは、おじさんな雰囲気、色気を醸し出せる稀有な素質を持つジェンヌのことなんですのよっ。
わたしは、こういうオヤジジェンヌが2枚目タイプの男役さんより好きです・・・(笑) だから彼女のアンドレを見るのが楽しみなのですよん。
4.「愛の怯え」星奈優里さん&安蘭けいさん
アントワネットとフェルゼンの台詞の後で一曲歌うのですが・・・アントワネット役の星奈さん、あんまり「王妃」という感じがしませんでした。貫禄がちょっと足りないかも。美人なんだけどねえ・・・。
フェルゼンは、線の細さが、愛人っぽくて(なんだそりゃ)いいかも。 ふたりの結びつきがあんまり強く見えないのが、却って不倫っぽい味を出していました。
計算して出しているとすればスゴイぞ。
5.「我が名はオスカル」歌:稔 幸さん
この歌でオスカルが登場した時には、昔私がメチャハマっていた「オスカル編」を思い出して、思わず席から身を乗り出してしまいました。ああ、昔取った杵柄・・・。
稔幸さんは、星組の3番手以下だった頃しか知らないので(こう書くと自分がオールドファンのようだ)、 いつのまにやらトップスターになっていて、今回が退団公演。時代の流れを感じます。ポスターで見るより美しくて感激!ああ、やっぱり動くオスカルは格別よー(血が騒ぐわたし)。
6.「オスカルの居間」稔 幸さん&香寿たつきさん
このシーンと「愛の怯え」で、アントワネットとフェルゼン、オスカルとアンドレのラブシーンをわざわざ抜粋して見せてくれたのは、サービスのつもりなんだろうか・・・。
それとも名場面だと自信を持っているのだろうか・・・。
ふっ、だとしたら、大いなる勘違いだぜ、先生さんよぉぉぉ(涙)!
7月12日、出動前夜のオスカルの居間で、オスカルとアンドレが結ばれるシーンな訳ですが。
オスカルは颯爽、というかさばさば、というかドライな印象を受けました。
場面をぶつ切りで演じるのでは役者さんのノリもいまいちだったのかな?
でも、脚本・演出が思いきりウェットですから、ちょうどいいのかもしれません。
それだけに、「アンドレ・グランディエの妻と呼ばれたいのです」という丁寧語が浮きまくっていました。 せめて敬語はやめてくれないかなぁ。
7.「愛あればこそ」 歌:出演者全員
ここでいつも、一緒になって歌いたくなってしまうわたしです(笑)。歌ったらやっぱりマズイですよね?
これで前夜祭はお開きです。
前夜祭は、要するに、プレヴュー公演というやつだったんですね。
所要時間も1時間あまりと、そんなに長くありませんでした。 あっという間でした!(まぁ、いつもは宝塚の公園、休憩時間込みで3時間あるからねー)
再々演が決定したときは、すっかりナメきっていて、観る気などあまりなかったのですが・・・ こうして(計らずも)前夜祭まで見てしまうと、早く本公演が観たいなぁという気にさせられてしまいます。
宝塚の戦略に踊らされてるのう、ぢぶん・・・。
脚本、演出に不満があるのは変わらないのですが、あの上演前のアナウンス、鐘の音、そしてあの音楽を聴くと、ワクワクしてしまうのも事実です。
つーかすでに脳内麻薬ですね、これは(笑)
ココまで読んでくださった方には厚く御礼を申し上げたい項ですね・・・。おつかれさまでした!
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