えりりんの ベルばらおたく 日記!

ENDO企画ファン感謝デー特別公演
ダカラヅカ グランドロマン「ベルサイユのばら」観劇記


12月10日(日) 曇


お友達のかおる氏のそのまたお友達が、劇をやるというので、茨城県はつくば市まで行ってまいりました。
このENDO企画という劇団は、オール女性キャストであるものの、普段は宝塚でない作品を主に上演しているので、いわゆるコピー劇団ではありません。
来年上演される宝塚公演「ベルサイユのばら2001」への布石・・・なわけないですね。
ちなみにパンフレットには「ダカラヅカ」とありました(笑)上のタイトルもそうなってるでしょ?
ついでにいうと今回の公演は「ファン感謝デー」ということで、入場無料!いぇい。


観劇前に、まず腹ごしらえということで、つくばの「貴族の森」なるお店で昼食。
どのへんが「貴族」かと聞かれるとちょっと悩むんですが・・・洋館だからかな。
それはともかく、コーヒーの専門店な上に、美味しいパスタも食べられるということで、盛況でした。
メニューにはなんと貴族コーヒーなどという名前がついていたりして、皆で「これじゃアンドレは飲めないね〜、平民コーヒーがなきゃねぇ」などとアホなことばかり言っていました。 中でも、度肝を抜かれたのはその名も「王族コーヒー」。お値段、なんと9995円!(カップ込みだけどね)
オスカルも飲めないじゃんよ・・・。

さて、「貴族の森」で思わぬ時間を取られてしまったわたしたちの席は・・・センターの一番前しか開いていませんでした(全席自由だったのだ)
ライトなメイクとはいえ、あの子供が泣き出しそうな宝塚調メイクを2メートル前で見られる光栄に浴したわけです。
メンバーは総じて美形が多く、化粧映えがする(マジでお世辞ではないのです)ので、さほど苦にはならなかったですが。
特に美形度高し!なのはフェルゼンとジェローデルでした。目が合うとちょっと赤面(←バカ^^;)。。。
観に行ったメンバーで「なぜどの媒体でもフェルゼンはいい男なのか」と真剣に議論してしまいました。



ファン感謝デーということで、余興なのかな?と思いましたが、宝塚の所作・台詞回し、歌も踊りも見事に、シニカルなまでにコピーしており、そこから生み出される「笑い」はまた格別のものがありました。
わたしも宝塚のベルばらはギャグだと思っているので、そのあたりの波長は非常に合いました。たぶん客も演じる側もこの「型」を面白がっているのだと思います。
「いっしょに歌ってもOK」とあったのをいいことに、オープニングの小公子の歌を(小声で)いっしょに歌ってしまいましたわ。こういう楽しみ方ができるのが、小さい劇場の魅力だと思います。

会場は劇場・・・というよりは、音楽教室を劇場として使っているので、一段高い「舞台」はありません。
したがって客席と役者さんとの距離が異様に近い!一番前の席だと、バスティーユ攻撃時のオスカルの剣がマジで刺さりそうな距離。プロレスで言うと特リンか・・・。
・・・と思っていたら、バスティーユ攻撃中、オスカルは剣の先っちょをすっ飛ばしてしまう奮戦(苦笑)ぶり。
上手く舞台の袖に飛んでよかったです。マジで至近距離だからお客に当たったら大変です(^^;)

話のベースは75年の花組「ベルばら」と、平成ベルばらの「アンドレとオスカル編」(アンドレが先なのは、当時のトップスターがアンドレだったから・・・)でした。
やはりところどころを端折っているから、あらすじだけを追うと矛盾があるのは否めません。
でも本家?の宝塚においてもそれは大いに言えることだし、幕間の時間稼ぎ場面がないので、却ってすっきりしていました。
ベルばらのあらすじ自体、客はほとんど知っているから、そんなに大きな問題でもないのですわ。

(わたしは、これこそがベルばらの舞台化に際する大きな障壁だと思っています。
宝塚も、制作側のこういう甘えがなければ、「フェルゼン編」などは存在し得なかっただろうし、キャラクターを出すだけ出しておいて突然消える、なんてことも平気でできるんだと思います^^;)

オスカルがフェルゼンと踊るシーン、アンドレの告白シーン、心中未遂シーン、そして7月12日、バスティーユとお約束どころがてんこ盛りなのはいいですが、これを2メートル強の位置でやられると・・・目のやり場に困ってしまうものなんですね。顔を覆った手の隙間からじーっと見させていただきましたわ!

オスカルが死んだあとは、アンドレが天国で待っている例の「ガラスの馬車」シーン(もちろん馬車は出てこないです。舞台の奥にある階段を上手く使っていました^^)までお待ちかね。
そんな時、オスカール、オスカール、と、エコーが妙に響くアンドレの声に、観客席からはこらえ切れず笑い声が・・・。オスカル、死んだまんま倒れてるのに、ここで真顔で起き上がってアンドレのところに行かなきゃならないのはツライだろうなぁ、とちょっぴり同情しました(でも私も笑った)。

で、宝塚にはこれまたお約束のショー。
昔なつかし「ばらのタンゴ」では、キャストもお客もノリノリで、わたしも飛び入りしたかったくらいでした!



今回の観劇では、改めて(良い意味でもそうでない意味でも)宝塚のベルばらというものの性質を再確認しました。
でも来年行けるか(チケットが取れるか)定かではありませんが、またあのコテコテな世界をじっくり堪能する前哨戦のようなものですね。
あの演歌調の歌詞と音楽、歌舞伎の方のように決まった名場面、名台詞、これを21世紀にも受け継いじゃうのねー。。。



<おまけ>
観劇レポートと一緒に舞台写真も!と思ったのですが・・・インスタントカメラでは全然写りませんでした(号泣)
どうみてもエクトプラズムなんだよなぁ ・・・不覚!
容量2メガ(ギガではありません)へっぽこデジカメでも光量調節をしながら撮影が出来るだけましだということに気づいた今日このごろです。