えりりんの ベルばらおたく 日記!

バレエをゲリラ観劇の巻


新宿で買い物をしていて、ふらっと中野に寄り道気分で観に行ってみました。

8月26日(土) 晴れ

■最初に申しておきますと、わたしは、バレエの他の作品などを、全く観たことがありません。
バレエは歌も台詞もないから、踊りだけで表現するという難しさがあるような気がします。 観客は、やはりあらすじをパンフレットなどで予習しておくものなのか、踊りからイメージを膨らませて観るものなのかすら、いまいち判っていません。
ついでにいうと、ダンサーが4回か5回以上回ると拍手しないといけないものなのかどうかもナゾ・・・(マジで)
単に観方を判っていないだけかもしれませんが・・・素直に思ったことを書きまする。


■一番思い知らされたことは、いい意味でもそうでない意味でもこの公演は「発表会」であるということ。 発表会を、お金を払って見せることの是非を問うつもりはありませんが・・・「バレエ団とは全く関係のない」お客に見せる為に作っているのかどうかは、疑問を感じざるを得ませんでした。

発表会であるからには、メンバーを全員出演させる必要がありますから、中にはどうしても話の筋に絡め辛い部分もあると思います。
(それをそう見せないのも演出家の技量、と言ったら意地悪かなぁ)
はるばるロシアから招いたキャストには、場面を増やさなきゃいけないし(^^;)
いろいろ事情もありましょうから、しょうがないのかな。
関係者以外のお客はあまり多くなかったみたいだから、もともとそういうスタンスで作ってるのかな。
同じ演目を3年ごとに10回(でしたっけ?)やるのだったら、切り口をかえたベルばらもみてみたーい、というのはワガママよね・・・


■あらすじは、映画をベースにしているような気がしました(音楽も多用してました。でも、なぜぶちっと音を切るのかなー、フェードアウトくらいすればいいのになぁ)。
昔は、バスティーユ陥落時にオスカルを模した人形が牢獄から落下するだの、ある意味すごい演出が一部で話題になりましたが(笑)いつからか、修正されたようです。 ・・・実は6年ぶりの観劇なんだな。バレエ。

■困ったことに・・・作品を何べんも読んでいるわたしでも、バレエは最低2回は観ているこのわたし(おいおい)でも、最初は誰が誰だかわかりませんでした。 誰がアンドレなのか判るのに時間がかかりました(フェルゼンらしき人物が出てきてやっと推定可能になりました)。
だって、国王夫妻が臨御する舞踏会で平民のアンドレが堂々と踊ってるなんて、想像つく?(T_T)

小学校低学年クラスの子たちも出演していて、 街の子供たちがパン売りのおじさんと掛け合い?をするシーンなんかは、みんな生き生きしていて良かったです。子供だから表現できる場面だろうから。でもあれはバレエじゃないような気が(汗)
それに・・・近衛隊も彼女らが演じているので、衛兵隊(オトナが演じてます)と小競り合いをするところはイタかったです・・・近衛隊が勝ったらギャグだわ。

今回のラストシーンは、バスティーユ陥落後にオスカルが三色旗を掲げて(時代考証はこのさいご愛嬌☆)ポーズをとり、ここで終わりかな?と思った瞬間に銃声が響き、オスカルが倒れる・・・という、ちょっとフェイントか?というラストになっていました。
ちなみに舞台には前日死んだはずのアンドレが倒れっぱなしで放置されていました・・・(T_T)
だからオスカルが死んだらアンドレが起き上がって、突然天国のシーンになって二人で踊っておしまいになるのかなぁと、違った意味でとっても哀しいラストシーンを想像していたので、コレが裏切られたのは救われました。(宝塚の呪縛から逃れられぬ〜)
アンドレのところまで行って倒れて死ぬのかとも思いましたが、そこにまで至らずに絶命して、そこで幕・・・というスタイルになっていました。

ここで、ひとつ訂正があります。ごめんなさい。

アンドレが・・・待っているのだよ・・・(ふふっ)
をホントに実行してると思っていましたが私の勘違いのようで、アンドレが死んだのは7月14日だったそーです。 またいーかげんな事を書いてしまいました。
わたしが、どれだけ気合を入れて観ていたかが証明されちゃいましたね(苦笑)。
よかった、丸一日放置じゃなくって・・・
【00/08/28】
・・・思いっきり言いたいことを言ってしまいました。悪気はありません。いえ、ホントに・・・(^^;) 自分がやってみいい、と言われたらできないしね。

オスカル 口を閉じて、きりっとした表情をするととてもキュートなのに、口が半開き状態で踊ってしまうときがあって残念ッス。
フィナーレの花束贈呈のときに見せてくれたとびきりの笑顔を本編でも観たかったな。
なんでもまだ10代だとか。舞台度胸に年齢は関係ないけれど、まだ主役を努めるのに精一杯というところかな? ドレスを着てフェルゼンと踊るシーンは、パンフレットにはっきりと「女装」と書いてありました・・・(涙)
原作通りのドレスだったのはちょっぴり嬉しかったです。
アントワネット オスカルが幻想でフェルゼンと踊ってるのに、そこにまで邪魔しに来ていました。 イライザ@キャンディキャンディっぽい髪型&お顔でした。
王妃の威厳とか言うより先に、オスカルの恋敵というのが前面に出ていました。
こういう路線で行くのなら、フェルゼンを巡ってダンス対決(笑)くらいやって欲しかった・・・
どうでもいいが、フェルゼンとわざわざパリの下町で逢瀬することはあるまい?
更にどうでもいいが、幼馴染の母親に激似・・・
フェルゼン 上記2名の板ばさみでうれしい悲鳴(ぷっ)のフェルゼン。 なぜ王妃を選ぶ?
アンドレ 身分違いの恋に悩むというより、好きな女性が振り向いてくれない葛藤を感じました。
あきらかにフェルゼンを邪険に扱っていたのは、今回の大ヒット(笑)
包容力はアンドレしてたので、茶髪でもまぁいいか。 それになんと彼は、市民を守ろうとして死ぬんですぞよ〜。
漢だね、アンドレ♪
ロザリー この際・・・特にあらすじには関係ないんじゃない?
ずーっと子役だと思っていました(懺悔)。
ベルナール@ロシア人がでかいのか、それとも・・・(以下略)
ベルナール 一人だけ明らかに顔立ちも体系も場面も浮いていました。悪い意味じゃあないのよん。
・・・わざわざ招聘しておいて、この役?
ベルばら読めたら怒るんじゃないかと、妙な心配をしてしまいました。 遠慮気味に踊ってたような気がする。惜しい。
ジャンヌ&ニコラス ジャンヌは、横顔がちょっぴり山○邦子入っていましたが、ニコラスと踊るシーンは素敵でした。
カップルで踊るダンスが一番映えていたんじゃないかな・・・?
ジャンヌはロアン大司教から首飾りを騙し取り、王妃の目の前でそれを身に付けて踊っているところを逮捕、刑死。 ・・・天下の悪役ジャンヌ姐さんに似合わぬ失態ですね。
またまたどうでもいいことだが、ニコラスは、わたしの仕事の取引先の人に激似・・・。
ポリニャック夫人 「白百合は散った」(リンク集参照願います〜)に出てくるポリニャック夫人に似てました・・・
ちなみに今回のキャストで一番わたし好み☆  ←オヤジモード全開
宮廷では貴公子を引き連れて踊っているのがまた素敵。アントワネットよりモテていました(笑)ちなみに悪だくみシーンはありません(笑)


さいごにひとこと、わたしの他媒体に対するスタンスを申しておきましょう。
わたしは、基本的に「なんでもOK!」派です。面白ければいいのです。
アニメにしろ宝塚にしろ、どこかで割り切らないと、他媒体のベルばらは観られないと思っています。
結局誰が書いても、誰が演っても万人を満足させうるものなんて作れません。
だから、「こういう作り方もあるのねー」と、逆に楽しんでしまいます。わざわざ時間とお金を使って観てまで怒りたくありませんし、そこまで暇じゃないですう。

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